日本塗装工業会はこのほど、H18年度塗装工事業者実態調査(2006年9月1日現在)の結果を発表した。
同工業会加盟会員2961社が対象で、同工業会の防水施工技能士数の合計は1176人となった。種目はウレタン・アクリルといった塗膜防水工事およびシーリング工事で1・2級ともにすべての種目が前年度より増加していた。また、樹脂接着注入は1698人であった。
不況のあおりを受けてか、
建設業法による許可業種件数(累計)は塗装工事業が昨年より60社減、防水も3社減だった。構造別完成工事高比率を見ると、
建築塗装が4514億8100万円で全体の59.4%と過半数を占め、次に高額だったのは防水で632億6400万円と8.3%を占めた。前年度は、建設塗装が4614億6300万円で60.2%、防水628億9500万円で全体の8.2%を占めていた。
塗装は焼く100億円マイナスだったにもかかわらず、防水は約3億600万円プラスだった。こうした数値から会員企業は、防水事業で確実に利益を得ていると判断することができる。また技能士の
資格を複数取得することで「多能工化」を図る会員企業が増えていると推測できる。これにより塗装業者が防水工事まで手がけるなど、扱える範囲を広げる事で受注拡大を狙うケースが増えてきたものと思われる。
完成工事額は事業者数が91社減少したことも影響し、前年度比99.2%の7610億円とわずかに減少した。しかし、一企業平均の完工額は前年度比102.3%の25億7000万円で微増となった。民間工事における元請工事額でも事業者数が同数減少していたが、2115億6500万円で前年度比0.2%増となった。一方で下請工事額は同1.5%減の4677億4700万円で、会員企業の元請志向が顕在化した結果となった。
posted by kensui-CEO at 11:06| 群馬

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